2017年12月29日金曜日

週刊葛生 第八十四号 大釜化石巡検編

 みなさんこんばんは。博士2年のMです。


 今年最後の投稿ですね。

 先々週、私の調査地に近いところで博物館の学芸員さんや化石採集家の方と化石を産する石灰岩を見に行きました。


 今年はもう5回以上、計20日くらい葛生に来ています。


葛生感の強い光景です。研究室ホームページの壁紙にしたいですね。


 以前にも冬に来たことがあるのですが、今年は寒さが厳しく、12月中頃でも山の上の方の北斜面はうっすらと雪化粧でした。


標高は600 mくらいでしょうか?

 入った沢では、層状の石灰岩が出ていました。今まで見てきた石灰岩はほとんどがのっぺり無層理だったので、新鮮で良いですね。


左上から右下に下がる地層の縞縞が見えます。

 みんな露頭にへばりついて化石を探します。


冬は葉が落ちて林床まで日が届くので観察がしやすいです。

 露頭でも風化され残ったいろいろな化石が見えます。
コケムシです。


腕足動物です。
こちらもまた腕足動物です。

 昼は日向でカップラーメンを食べました。


現場感がありますね。

 行程にゆとりがあるとこうしてのんびりできていいですね。


 帰りには佐野ラーメンを食います。


田沼のおぐら屋です!

 東京に戻ると、年の瀬が迫っていました。



スカイツリーです!

 それでは、良いお年を。


 

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