2016年8月26日金曜日

週刊葛生 第四十五号 大釜大工事前編

 みなさんこんばんは。博士1年のMです。


 夏も終わりに近づいてきて、寂しい限りですね。最近は天気が悪い日も多く、太陽が恋しいです。


まだまだ終わらないぞ〜!



 さて、葛生調査の話ですが、私の調査地、大釜の露頭と言えば、とにかく工事。


 何のことを言っているのか解らない人は、こちらで復習してくだされ。


 私が調査を始めてからもう3年ですが、まだまだ工事は終わりません。まずは、毎年のように露頭を覆う苔を除去。


before

after


 それから、今回は今まで見られていなかった、高いところの地層を見るために一計を講じます。

 まずは、盛り土で足場を上げてから、



 その上に梯子を立てて高いところの地層に手が届くようにします。


意外に足場が狭い。


 ところで、先ほどの盛り土の土、どこから来たんだろ?って思いませんでした。その答えがこちら。


もう一つの現場。

 この水路沿いに出ている露頭を拡張するため、ここではツルハシで土を切り崩しながら、搬出します。その時に出た土砂を使ったのでした。


 2日間の奮闘の成果が、こちら。





 手前の方で、さらに掘り込もうとして切り崩し始めた切れ込みが虚しいですね。


 あんまり広がってないじゃん、って思ったらいけません。人間の力はこの程度なのです。作業を手伝ってくれていたみなさんは、だいぶ疲弊していました。



 さいごに、みなさん、どうもありがとう。




 それでは、ごきげんよう。さようなら。


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