2017年6月30日金曜日

週刊葛生 第七十一号 調査の後始末編

 みなさんこんばんは。博士2年のMです。

 東京は雨ですねぇ。

「お前が東京に帰ってきたから!」

 って思ってるんじゃないですか?私がいた間、津久見は大雨から守られていましたよ?


 そもそも戻ってきたことを知らないって?それもそうですな。


 昨日大分から運転して、
津久見−福岡空港間は下道で250 kmです。

 福岡から飛行機で夕方に東京に帰りました。


 今回は、調査から帰った翌日に起こる様々な出来事について書こうと思います。


 調査が終わったら一息、とはいかないんです。


 まあ、とりあえず大学に出勤しますね。疲れたので社長出勤ですが。

雨ですね。いやだな〜。

 屋根付の駐輪場はわずかなので、仕方無くチャリには濡れてもらいます。


屋根付駐輪場はいっぱいです。
 我が大学は盛んに新しい建物を造っておりサグラダファミリアですが、そのうちいろんな駐輪場に屋根をつけてくれるでしょうか?

 研究室では、まずこれが始まります。

会計士になります!

 領収書の整理です。研究費で請求するものとそうでないものが混在してますからね。必要なものはコピーを取ったり事務に提出したりします。パソコンは自分の研究費およびポケットマネーの経済状況を把握するためのエクセルを開いています。

 これでだいたいおやつの時間になります。ちょうどその頃

サンプル襲来。多い時は一台の台車で運べません。

 郵送したサンプルと調査用具たちが届きます。

 これらを運んで行きます。
運びます。
運びます。。
運びます。。。



 運ぶ先は、標本保管庫です。

地下に保管庫があります。

 ここで荷解きをします。

段ボールを明けて中のサンプル袋を明けます。
何でしょう?
 何やらクモに捕まった虫みたいなのが入っていますね。

開けると石が出てきました。

 壊れやすいサンプルを包んでいたのですね。

 中には

「臭っ!」

 密閉されて香りを発し始めているものも。だからこうして開いて乾燥させるのが大事なんです。


 これで終わったと思ったあなた。

「まだまだ終わらないぞ!何リラックスしてんだ!」

 このあとフィールドノートを使います。

ノートを取り出してパソコン室へ行きます。

 何をするかと言うと、

1ページずつスキャンします。

 スキャンです。画像データとしても保管しておくためです。

 スキャンにも時間がかるので、ちょいちょい同時に作業をします。

自分のパソコンを同時に開いて時間を活用します。

 何か背中に書いてありますね。


大分のお土産です。

 じゃあブログ書くなよ、って話ですね。


 こんな調子で調査の翌日はほぼ何も生産せずに終わります。

 それでは、ごきげんよう。さようなら。

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