みなさんこんばんは。修士2年のMです。
もうすぐこの名乗り方が変わるでしょうか?
それはさておき、今日はちょっと今までと違う話です。今までは野外調査の話メインでしたが、今日は室内分析の話。
中でも、その準備として石を粉にする話です。
そう、石は粉にしないと分析できないことが多いんです。
まずは、奇麗に切り出した石を超純水で洗います。
こちらは洗った石を乾燥させている様子です。
その結果、石がはいった容器が大量に並びます。
近くで見ると結構圧巻ですね。
ここから、石を砕いていきます。まず2ミリ以下に人力で割った後、「ボールミル」という瑪瑙製の臼で粉にします。
こちらがそのボールミルなのですが、ブレブレですね。振動してるからでは、無いですね。
ボールミルでどんどん石を粉にしていく製造ラインの全貌が、こちら。
手前の机でボールミルから石の粉を取り出し、瓶詰めしていきます。奥の左側には粉にされる前の石が、右には粉になった石が入った瓶が並んでいます。
寄って見るとこんな感じ。要するに、左が減って、右が増えていく。
なんだか出来上がった粉は漢方薬のようですな。
ちなみに、ボールミルは中身の試料が変わるたびに洗うので、作業効率を高めるためにドライヤーでガンガン乾かします。
これを、全ての試料が粉になるまでひたすら繰り返していく訳です。こうやって、リポDが消費されていく訳ですなぁ。
ちなみに背後の机には卒論生の石たちが。
卒論も大変だ。
それでは、ごきげんよう。さようなら。
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